虫歯ではないのに歯が痛む
歯が痛くなったり、しみたりするのが気になって歯医者に行ってみたけど虫歯ではなかった。朝起きたときは痛かったのに、気がつくと痛みが消えている。痛みが続くので歯医者に行こうと思ったら、到着する頃には痛みが無くなっていた。そんな経験はありませんか?
そんな歯の痛みや不調、口腔習癖(歯ぎしりや噛み締め)が原因かもしれません。
口腔習癖が原因の場合、歯科治療では症状が改善されず、場合によっては歯科治療によってお口の中の症状がさらに悪化することもあるのです。
口腔習癖は様々ですが本ページでは以下の事を指します。
口腔習癖|歯ぎしりや噛み締めを含む歯の接触癖
こんな症状、思い当たりませんか?
- 歯がしみる、痛い
- 歯医者に行っても原因が分からない
- 銀歯がすぐとれる
- どの歯か分からないが、なんとなくこの辺りが痛い
- 痛くなったり時間が経つと痛くなくなったりしている
当院には、いろいろな症状の患者様が来院されますが、いま紹介したような症状で来院される方も多いです。
正しい原因を見極められずに歯科治療を開始すると、痛みが悪化したり、あるいは違う部位に痛みが移動したりといったことも起こりえます。すると、痛みが改善しないからといって、根管治療や補綴治療など、また別の歯科治療を施すことになってしまいます。
当院では、原因不明の痛みは口腔習癖が原因である可能性を考え、まずそこからアプローチをしていきます。
口腔習癖とは?
口腔習癖とは、音がしない歯ぎしり、噛み締め癖などのことで、知らないうちに癖がついていて痛みが出ることがあります。ひどくなると、口が開かない、強い噛み締めで歯の神経が死んでしまう、色んな場所がしみるなどのトラブルが起きやすくなってしまいます。
特に、歯ぎしりや噛み締めを含む歯の接触癖はデスクワークやスマートフォンの長時間使用時に無意識に行われるので意識的な注意が必要です。
スマホ使用時の姿勢で、そういった口腔習癖が増えている!?
スマートフォンを使っているとき、無意識に歯を噛み締めている人がいます。ぱっと見ただけではわかりませんが、口を閉じていても、中でずっと歯を噛み締めていることがあるのです。
スマートフォンを使用するときには、正しい姿勢で操作し、無意識に力が入っていないか心がけてみましょう。
その症状、改善できます!
当院では、患者様にあった歯ぎしり・噛み締めの治療法を提案させていただいています。
噛み締めによって歯がすり減るのを防ぐには、就寝時にマウスピース装着を。歯を失ってバランスが崩れたときは、義歯やブリッジを入れます。また、噛み合わせが悪い場合はマウスピースの装着、歯列不正が原因の場合は矯正治療で改善していきます。
お口の周りには咀嚼筋や笑筋、頬筋、下唇下制筋など多数の筋肉が連動して表情を作っています。
これらの筋肉が過緊張(顎コリ)を起こし、原因不明の痛みや開口障害にも繋がるケースも少なくありません。 こういったことから、まずは何が原因なのかを適切に診断することが重要になってきます。
多くの選択肢の中から患者様に納得、安心して治療を受けていただけるような診療を心がけています。
他の歯医者さんでレントゲンを撮って、なんともないと言われても
当院で噛み合わせを診断し、マウスピースを使った治療で症状が改善した方が何人もいらっしゃいます。いろんな場所の歯がしみるといった症状の方も、マウスピースを使って改善した症例があります。まずは、一度ご相談ください。
先生からの一言
当院では、マウスピースを自院で制作しているため、患者様に合わせた細かい調整が短期間で可能です。また、近くの矯正専門クリニックと提携しているので、歯全体の矯正治療のご相談もお任せください。
歯医者に行ったのに症状が改善しなかった方、良く分からない肩こりや片頭痛などをお持ちの方、当院でご相談いただければ、お役に立てると思います。
患者様ひとりひとりのお悩みに寄り添う治療をさせていただきます。
「こんなこと聞いたら恥ずかしいかな」
「おかしな質問じゃないかしら?」
と遠慮なさらず、お気軽にご質問くださいませ。